50歳で会社を辞めて、妻と愛犬のモカさんと沖縄へ移住する。
そのつもりで準備を進めているんだけど、やっぱり気になるのがお金です。
「沖縄の生活は、月いくらくらいかかるんだろう?」
これまでも退職後の資産シミュレーションは何度もやってきました。当然、その中には生活費も入れています。
ただ、これまではある程度ざっくりした金額でした。
FIREやセミリタイアについて見ていると、「夫婦で月20万円台」みたいな話もあります。
いや、うちは無理じゃない?と思って(笑)。
車もあるし、モカさんもいる。趣味も続けたいし、妻と飲みに行ったり、旅行にも行きたい。
会社を辞めるために、全部我慢する生活にしたいわけじゃないんですよね。
そこで今回は、沖縄でどんな暮らしをしたいのかを考えながら、住居費、食費、車、モカさん、趣味、税金などを一つずつ積み上げてみました。
まだ沖縄に移住する前なので、実際に暮らし始めたら全然違った、なんてこともあると思います。
でも、50歳で会社を辞めるなら、資産だけじゃなく「実際に毎月いくら使いそうなのか」も、もう少し具体的にしておきたい。
今回はそんな話です。
今考えている移住後の生活費イメージを、1枚にまとめてみました。

沖縄移住後は月45〜50万円くらい見ておく
普段の生活費:約40〜42万円/月
年間特別費込み:約44〜46万円/月相当
税金・社会保険まで含めた通常時:約45〜50万円/月
※退職直後1年間の税金・社会保険は、通常の生活費とは別に約170万円を準備する予定です。
先に結論を書くと、我が家では沖縄移住後に必要なお金を、通常時で月45〜50万円くらい見ておこうと考えています。
正直、自分で計算してみても「結構かかるな」と思いました(笑)。
ざっくり分けると、
- 普段の生活費:約40〜42万円
- 旅行や家具家電などの年間特別費:月換算で約4万円
- そこに僕の通常時の税金や社会保険
というイメージです。
つまり、年間特別費までなら月44〜46万円くらい。税金や社会保険も考えて、余裕を持って月45〜50万円くらいを見ています。
ただし、これは最低限生活するために月50万円必要という話ではありません。
趣味や外食、旅行もある程度楽しむ前提です。
FIREにもいろいろな考え方があるけど、僕が目指しているのは、リーンFIREではありません。
生活費をできるだけ小さくして、何でも我慢しながら暮らしたいわけではないんですよね。
今の金額で厳しければ、少し使うお金を減らせばいい。
それでも足りなければ、もう少し働けばいい。
逆に資産運用が順調なら、無理して働く必要もない。
そのくらいの感じで考えています。
なお、退職直後の1年間だけは少し事情が違います。
会社員時代の所得をもとにした住民税や、任意継続する予定の健康保険などで負担が大きくなるので、そこは普段の生活費とは別に考えています。
この話は後でもう少し詳しく書きます。
【関連記事】
50歳でセミリタイアするにはいくら必要?会社を辞めるために考えたお金のこと
我が家の前提|夫婦+愛犬モカさんで沖縄へ
まず、今回の生活費を考えるうえでの我が家の前提から。
僕は50歳で会社を辞めて、その後、妻と愛犬のモカさんと沖縄へ移住する予定です。
住む場所はまだ決めていませんが、今のところ第一希望は那覇周辺です。
妻の両親や妻のお姉さん家族が那覇に住んでいるので、移住後の生活を考えると、やっぱり近い方が何かと安心かなと思っています。
ただ、那覇周辺は家賃もそれなりに高い。
なので那覇や那覇近郊を第一候補にしつつ、費用とのバランスを見ながら、沖縄市やうるま市あたりまで含めて考えるつもりです。
家賃は、那覇や那覇近郊なら駐車場込みで月15万円くらいまで。
沖縄市やうるま市なら、月13万円くらいを想定しています。
もちろん安いに越したことはないんだけど、モカさんもいるのでペット可は必須です。
あまり古すぎたり狭すぎたりする部屋を選んでまで、家賃を下げたいとも思っていません。
このあたりは実際に物件を探し始めたら変わるかもしれないですね。
車は基本的に1台で考えています。
今も東京で自家用車を持っていて、駐車場代も払っています。
沖縄に行けば駐車場代は今より安くなりそうだけど、その分、車に乗る距離は増えてガソリン代は上がりそう。
なので1台なら、車にかかるお金は今とそこまで大きく変わらないんじゃないかなと見ています。
ただ、住む場所や妻の勤務先によっては、2台必要になるかもしれません。
その場合はまた考えます。
妻は今も東京で医療事務の仕事をしていて、沖縄でも正社員として働く予定です。
我が家は夫婦で完全に財布を一緒にしているわけではありません。
沖縄に行ってからも今と同じように、それぞれが負担するものをなんとなく分ける形になると思います。
食費や日用品は妻が多め。
住居費や光熱費、車などは僕が多め。
毎月きっちり半分ずつ、という感じではありません。
なので今回は、世帯全体でいくらかかるのかだけではなく、僕自身がいくら負担することになりそうなのかも一緒に考えてみました。
セミリタイアする僕にとっては、自分が実際にいくら負担するのかも、資産の取り崩しを考えるうえでは結構大事です。
夫婦+犬の沖縄生活費を項目別に試算
| 項目 | 世帯合計 | 僕の負担 | 妻の負担 |
| 住居費(家賃+駐車場) | 13〜15万円 | 13〜15万円 | 0円 |
| 食費 | 7.5万円 | 1万円 | 6.5万円 |
| 日用品 | 1.5万円 | 0.5万円 | 1万円 |
| 水道光熱費 | 3.5万円 | 3.5万円 | 0円 |
| 通信費 | 約1.3万円 | 約1万円 | 約0.3万円 |
| 車 | 3万円 | 3万円 | 0円 |
| モカさん関連 | 2.5万円 | 2.5万円 | 0円 |
| 民間保険・医療費 | 約2万円 | 約1.3万円 | 約0.7万円 |
| 僕の趣味 | 3万円 | 3万円 | 0円 |
| 外食・家飲み・お出かけなど | 3万円 | 2万円 | 1万円 |
| 合計 | 約40〜42万円 | 約31〜33万円 | 約9.5万円 |
※妻自身の税金や社会保険料は、正社員の給与から差し引かれる前提で、この生活費には含めていません。
こうやって並べてみると、やっぱりそれなりにかかりますね(笑)。
でも、「セミリタイアするんだから、とにかく安く暮らそう」という数字にはしていません。
今までと同じようにお金を使い続けるつもりもない。
その中間くらいかなと思っています。
住居費は駐車場込みで13〜15万円くらい
生活費の中で一番大きいのは住居費です。
第一希望の那覇周辺なら、駐車場込みで月15万円くらいまで。
沖縄市やうるま市まで広げれば、13万円くらいで探せないかなと考えています。
月2万円違えば年間24万円。
セミリタイア後には結構大きいですよね。
今は住宅ローンに加えて、管理費や修繕積立金、固定資産税もかかっています。
沖縄ではまず賃貸から始める予定なので、住居費そのものは今より軽くなる可能性が高いと思っています。
ただ、「絶対に那覇」と決めるつもりはありません。
妻の家族との距離、生活の便利さ、家賃。
そのあたりを見ながら決めようと思っています。
モカさんがいるので光熱費は少し多めに
水道光熱費は月3万5,000円で見ています。
少し多いかなとも思ったんですが、我が家にはモカさんがいるので、ここはあまり削らないつもりです。
沖縄は暑い時期も長いし、湿気やカビ対策も気になるところです。
暑いからといって、モカさんのためのエアコンを我慢するつもりはありません。
除湿機を使う時間も増えるかもしれない。
なので光熱費は、最初から少し多めに見ておくことにしました。
実際どのくらいかかるのかは、住んでみないと分からないですけどね。
車は月3万円。でも1台なら今と大きく変わらないかも
車関係は月3万円で計算しています。
ただ、これは「沖縄へ移住したら新しく発生する3万円」ではありません。
今も東京で車を持っています。
沖縄では駐車場代は下がると思う一方で、走る距離が増えればガソリン代は上がりそう。
車検や税金、保険、メンテナンスもあります。
なので1台なら、トータルでは今とあまり変わらないくらいかなと。
もし妻の通勤などで2台必要になれば、その分は別に考えます。
モカさんにも月2万5,000円くらい
モカさんには、フードやサプリ、ペットシーツ、ペット保険、シャンプー、予防接種などで、月2万5,000円くらいを見ています。
もちろん毎月ぴったり同じ金額ではありません。
大きな病気やケガがあれば、もっとかかることもあると思います。
でも、ここを無理に削ろうとはあまり考えていません(笑)。
洋服代は今よりかなり減りそう
この表には、洋服代を毎月の固定費として入れていません。
今は営業部長という立場もあるので、仕事では清潔感や身だしなみにはかなり気を使っています。
スーツ、ワイシャツ、革靴。
別に高級なものばかり買っているわけではないけど、仕事用の服って地味にお金がかかるんですよね。
東京なので冬物も必要です。
でも会社員を辞めて沖縄へ移住したら、ここはかなり減るんじゃないかなと思っています。
Tシャツや短パンで過ごすことも増えそうだし、あとはゴルフウェアくらいでしょうか(笑)。
なので洋服代は、必要になったときに後で書く「年間の特別費」から出すつもりです。
趣味や外食まで全部削るつもりはない
僕の趣味には月3万円。
夫婦での外食や家飲み、お出かけには月3万円を見ています。
ここを見て、
「セミリタイアなのに使いすぎじゃない?」
と思う人もいるかもしれません。
でも、趣味のゴルフや野球も続けたい。
妻と飲みに行ったり、モカさんと出かけたりもしたい。
その時間を増やしたくて会社を辞めるのに、今度は「お金がもったいないから何もしない」となったら、何のために辞めたのか分からなくなりそうです。
もちろん毎月必ず3万円使うわけでもないし、厳しくなれば減らすこともできます。
最初は少し余裕を持っておいて、実際の暮らしに合わせて変えていけばいいかなと思っています。
毎月の生活費とは別に年間50万円の特別費
毎月の生活費だけを見ていると、どうしても抜けるお金があります。
旅行に行ったり、家具や家電を買い替えたり、車の修理が必要になったり。
モカさんの医療費も、毎月同じ金額ではありません。
さっき書いた洋服代もここに入れるつもりです。
こういう「毎月ではないけど、たぶん何かしら発生するお金」をどうするか。
いろいろ考えてみたけど、我が家では年間50万円くらい見ておけばいいかなと思っています。
月平均にすると4万円ちょっと。
つまり、
普段の生活費が月40〜42万円くらい
+
年間特別費の月換算が約4万円
で、実質的には月44〜46万円くらいです。
もちろん、毎年きっちり50万円使うわけではありません。
旅行に多く使う年もあれば、家電の買い替えが重なる年もある。
逆に、あまり大きな出費がない年もあると思います。
「使い切る予算」というより、何かあったときのために見ておくお金、という感じです。
ただし、大きな海外旅行や車の買い替えみたいな、数年に一度の大きな支出は別で考えるつもりです。
退職後1年間は税金・社会保険で約170万円を別に準備
ここまでの生活費とは別に、もう一つ考えておかないといけないのが、会社を辞めた直後の税金と社会保険です。
ここは結構重い。
僕は退職後1年間、今の健康保険を任意継続する予定です。
それに国民年金。
さらに住民税は前年の所得をもとに決まるので、会社を辞めて収入が減っても、すぐに安くなるわけではありません。
今のところ、住民税、任意継続の健康保険、国民年金を合わせて、退職後1年間で170万円くらいは見ておこうと思っています。
もちろん、まだ退職前なので確定した金額ではありません。
実際の保険料などが分かったら、退職前にもう一度きちんと計算するつもりです。
ただ、この170万円は沖縄で毎月かかる生活費というより、会社員を辞めたことで一時的に重くなるお金です。
なので通常の生活費とは分けて、退職直後の特別枠として考えています。
このお金は、あらかじめ確保している預金などから支払う予定です。
2年目以降の税金・社会保険は働き方次第
退職後1年間を過ぎれば、税金や社会保険の負担も変わってきます。
妻は今も医療事務の仕事をしていて、沖縄でも正社員として働く予定です。
なので、僕の収入が少なければ妻の扶養に入れる可能性があります。
一方で、アルバイトや派遣である程度働けば、自分の勤務先の社会保険に入ることもあるかもしれません。
もちろん、国民健康保険と国民年金を自分で払う方法もあります。
正直、今の時点で「2年目からは絶対これ」と決めるつもりはありません。
そのときの収入や働き方を見ながら、
- 妻の扶養に入る
- 国保+国民年金
- 自分の勤務先の社会保険
このあたりを比べればいいかなと思っています。
妻の扶養に入れれば負担はかなり軽くなる可能性があります。
逆に扶養に入れなければ、国保や国民年金などで月数万円程度はかかることも考えています。
このあたりは、実際の働き方が決まってから考えるしかないですね。
月5〜10万円稼げれば資産の取り崩しも減らせる
今回の試算では、僕自身の負担は通常時で月35万円前後になりそうです。
もちろん、この35万円を全部そのまま資産から取り崩すつもりではありません。
前の記事でも書いたけど、セミリタイア後は月5〜10万円くらいは働いて稼げたらいいなと思っています。
月35万円かかるとして、
月5万円稼げれば、資産から出すのは約30万円。
月10万円稼げれば、約25万円。
やっぱり少しでも収入があるのは大きいです。
あとは、退職後はインデックス投資だけでなく、高配当ETFなどから配当を得ることも検討しています。
このあたりは次の記事で、もう少し詳しく考える予定です。
それ以外にも、週に何日か働いたり、ブログや、これから始めようと思っているYouTubeも、いつか少しでも収入になればうれしい。
ひとつで大きく稼ぐというより、小さな収入がいくつかあればいいかなと思っています。
もし資産の減りが想定より早ければ、もう少し働く。
逆に順調なら、無理して働かない。
会社員時代のように、収入を増やすことを最優先にした働き方には戻りたくない。
でも、必要なら働く。
僕にはそのくらいが合っている気がします。
退職後にどれくらい働くかについては、こちらの記事でもう少し詳しく考えています。
【関連記事】
50歳でセミリタイアしたら、月いくら稼ぐ?退職後の収入について考えてみた
沖縄に移住すれば生活費が安くなる、とは考えていない
沖縄へ移住すると、東京にいる今より生活費が安くなるイメージもあります。
実際、住居費は今より下がるんじゃないかなと思っています。
今は住宅ローンに加えて、管理費や修繕積立金、固定資産税もかかっています。
沖縄ではまず賃貸から始める予定なので、駐車場込みで月13〜15万円くらいに収まれば、住居費については今より軽くなりそうです。
ただ、生活費全体がそのまま大きく下がるかというと、そこまでは期待していません。
車に乗る距離は今より増えそうです。
暑い時期も長いし、湿気やカビ対策も必要になりそう。
食費や日用品についても、「沖縄に行けば安くなるだろう」とは考えず、今と大きく変わらないくらいで見ています。
実際に暮らしたら、思っていたより安いものもあると思います。
逆に「こんなにかかるんだ」と思うものも出てくるかもしれません。
まだ住んでいないので、このあたりは正直やってみないと分からない。
だから今は、沖縄に移住すれば生活費も自然に安くなる、と楽観的には考えないようにしています。
少し余裕を持って見ておいて、実際に安く済んだらそれでいい。
そのくらいの方が僕には合っている気がします。
節約ばかりのセミリタイアにはしたくない
ここまで細かく出してみると、やっぱり月45〜50万円。
決して安くはありません。
でも、会社を辞めるために何でもかんでも削る生活にしたいわけではありません。
僕が目指しているのはリーンFIREではない。
趣味のゴルフや野球も続けたい。
妻と飲みに行ったり、モカさんと出かけたり、たまには旅行にも行きたい。
だからといって、今までと同じようにお金を使い続けるつもりでもありません。
せっかく会社を辞めて時間ができるのに、今度は「お金を使っちゃいけない」とばかり考える生活になったら、ちょっと違う気がします。
もし資産の減りが想定より早ければ、家賃や旅行、外食などを見直す。
それでも厳しければ、働く時間を増やせばいい。
逆に資産運用が順調だったり、収入が思ったより入れば、無理して働かなくてもいい。
最初から全部をギリギリで決める必要はないと思っています。
そのときの資産や収入、暮らし方に合わせて変えていけばいい。
真剣には考える。
でも、深刻には考えすぎない。
第4話でも書いたけど、自分なりの「良い加減」を探しながら暮らせたらいいかなと思っています。
今回の金額は、まだ沖縄へ移住する前の試算です。
実際に暮らし始めたら、想定より安いものもあれば、逆に高かったものもきっと出てくると思います。
そのときは、今回の予算と実際の生活費がどれくらい違ったのかも、またブログに残していくつもりです。
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